確か、過去の恋愛について、男性は「別名保存」、女性は「上書き保存」の傾向があるというようなことを耳にしたことがあります。

もちろん個人差はあるでしょうし、男女の脳の特徴が、必ずしもそうであるというのではないと思うのですが、これはどういうことかというと、男性は、ひとつひとつを分けて考えるために、以前のもの(=記憶)も残っており、それゆえに振り返ってはウジウジしてしまうというもの。

一方、女性は、以前のものの上に新たに書き足していくために、過去のことはスッパリ忘れるというもの。

ここではわかりやすく言い分けていますが、なるほど、これらのうち、どちらが良いかと議論するもの興味深いし、自分はよりどちらのタイプかなと考えるのも良い気がします。

それでも、どちらが優れているとか、より好ましいということでもなくて、それぞれの差異があるから、生物の生存戦略としては合っているということが言えるかもしれません。

いつまでも過去のことに囚われているのも"さわやか"ではないし、だからと言って、あまりにもさっぱりしすぎなのも、何だか寂しい気にもなってしまうものです。

人間自体、コンピュータのごとく、あらかじめ設定した通りに動くわけでもありませんから、自分がどちらのタイプ寄りかを知りながら、よりどちらのタイプになるのが好ましいものかと考えていくのが良さそうです。

こういうことに付随して言えば、男性は未来や将来のことについて夢見がち、女性は今の生活を地に足つけて見る、そういう傾向もあるようです。

過去のことについて、どうとらえるかだけでなく、今のことやこの先のことについてどう考えているのかを合わせてみれば、それはまた、いろいろなタイプがあると言えそうです。

いくら過ぎ去ったこととは言え、過去の体験を覚えているということは、今後の教訓として活用できるでしょうし、すぐさま忘れていきがちということは、これからの経験を覚えていく余地が多くあるということになるのかもしれません。

このように考えるとともに、記憶の保存方法というものは、"タンスの引き出し"のようなものかもしれず、一見忘れているように見えて、それはただ、引き出しが閉まっているということもあるのでしょう。

記憶を保持している/していないに関わらず、肝心なのはその扱い方でもあるのでしょうから、このあたりは、自分の工夫次第でできることも多くあるように思います☆

 

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